治療のほかにも必要なこと
先日、遠方から中皮腫患者のKさんが兵庫医科大学の診察を受けるために来阪(ではなくて…来尼?)しました。 兵庫医科大学の呼吸器外科長谷川先生の診察を受けて手術日が決まりました。 長谷川先生は多くの患者から信頼されていると聞いています。が、とうぜん手術を含めて諸々の不安が患者を...
腹膜中皮腫のMさん
その後どうしているのか…気になりながらも、近況問い合わせが出来なくて心配していたMさん。 「今日もう一度米村先生の診察を受けました」とメールがきました。 Mさんは腹膜中皮腫で闘病中です。 胸膜中皮腫は症例の少ない希少癌ですが、腹膜中皮腫はさらに症例数が少なくて、治療も大変厳...


故楠本浩さんの遺志
工場でアスベスト(石綿)を吸い込み中皮腫を患ったのは会社が必要な安全対策を怠ったためと して、北九州市戸畑区の故・楠本浩さん(2015年に68歳で死去)が三菱ケミカル(東京)に5500万円の損害賠償を求めた訴訟は31日、福岡地裁小倉支部で和解が成立した。和解金は訴訟を引き...


長野県大町市
昨日から、長野県大町市に行ってきました。 「全国労働者安全衛生センター連絡会議の第28回総会」に参加してきたのです。 昨日は新大阪駅を朝6時に出発して、関西安全センターのメンバーが西野事務局長の運転する車で一路長野県に向けて出発しました。...
死ぬまで生きておれる
今日はAさん(70代男性)という中皮腫のご遺族の方と会いました。 Aさんの兄は今年1月に中皮腫を発症して、5月急逝しました。 81歳という高齢でしたが、元来元気な方だったのでもっともっと長生きすると誰もが信じていました。アスベストばく露の原因は環境被害です。...
大阪市と堺市のアスベスト検診
大型台風21号が過ぎ去りホッとしたのもつかの間、またしても大型台風22号発生のニュースです。しかも今回は、28日、29日の二日間長野県松本市に行くので、少しでもスピードを緩めて進んで…あるいは方向転換して欲しいと願っています。...
「小心者」パートⅡ
今朝は遠方の友人たちから「台風大丈夫?」の電話が3件架かりました。 最初に電話のあった広島の友人は「堺市内で川が氾濫して冠水」というニュースの画面を見たそうです。「うちは大丈夫よ!」との会話に始まって延々とお互いの近況報告で一時間。 そのノリで午前中は、電話タイムでした。...
アスベスト被害は周知されている?
今週も、たくさんの方と出会いました。 お連れ合いを「肺がん」で亡くされて12年経ったいま、やっと「労災かもしれない」と解った方がいます。 「まさかこんなお話が聞けるとは」と、かつて夫が「アスベストをたくさん吸った」と語っていたことを思い起こしていました。...
健康保険制度
私は国民健康保険です。 「歳相応」に保険制度の恩恵を受けています。 いつも通院して薬を貰っていますが、しかし処方される量に制限があるので、診察予約日の合間に「お薬だけ」といって病院に行っています。 ここしばらくタイミングを逃してしまって昨日はついに「鎮痛剤シップ」が皆無にな...
「間抜け」のその後
昨日はいつもお世話になっている東大阪市の「みずしま内科クリニック」へ、相談者の方に同行しました。 待合室の椅子に座っていて…「そうだ、ここにもCTがある!」と気づきました。 実はその前日、広島からやってきた叔母たちと共に遠縁の方のお参りに行ったのです。...