top of page

アスベスト被害を伝えるネットワーク

 アスベストの健康被害は過去の問題ではありません

 現在もなお私たちの身体を蝕んでいます

 これはアスベスト被害に遭わないために

 そしてすでに被害に遭ってしまった方へのメッセージです

 

「アスベスト被害を伝えるネットワーク」​通信

new

お知らせ

​  講演会終了

定数を上回る参加者で、無事に終了しました。立派なホールを貸して下さったベルランド総合病院と遠方から駆けつけて下さった講師の先生方、準備にご尽力をいただいた方、全ての方々に感謝申し上げます。報告記事は追って掲載致します。

 「珪藻土バスマット」から始まった、身近なアスベスト飛散の恐怖は「アスベスト問題は終わった」と思っている人々を恐怖に陥れる事態となっております。過去にも「学校アスベスト」、「クボタショック」などで大きく報道されてきました。しかし一定の時間の経過と共に「もう過去のこと」と思われています。

 アスベスト健康被害は、その曝露から数十年の潜伏期間を経て発症するという特異な病気です。「いまは安心」だから「将来も安心」ではありません。

 このたび「大阪成人病予防協会」から活動のための助成金を受けることとなり、事業の一環として講演会を企画致しました。

 講師は、中皮腫の手術で世界的な名医である岡部和倫先生(ベルランド総合病院)、国際看護の分野で活躍中の長松康子先生(聖路加国際大学)、東京築地の移転をはじめ数十年間アスベスト問題に取り組んできた永倉冬史さん(中皮腫・じん肺・アスベストセンター)、「クボタショック」の生みの親ともいえる野崎朋未さん(映像ディレクター、当時ドキュメンタリー工房)、をむかえて充実した内容で行います。

 講演会当日は、環境省が制定した「石綿被害救済法」の施行から15年という節目です。

 過去の悲惨な経験から、新たな被害の防止をみんなで考えるための講演会です。

「みんなで考えるアスベスト疾患」​

 アスベストは人の髪の毛の5000分の一という非常に細い繊維です。

 しなやかで何にでも融合しやすくて、耐熱性があり、酸にも強く、古代エジプトではミイラを保存するときにアスベストで織った布が使われていました。

 とても身近なところでは、駅の屋根…波板スレートにもアスベストが含有されています。

 少し前ですが、学校で理科の実験に使用していたビーカーの下に敷くあの…金網。そうです、あの白い部分はアスベストでした。もちろん現在は使用されていません。

 他にも屋根瓦、壁材、そしてベビーパウダーにも含有されていたといわれています。

 私たちの目に見えないところで、細い繊維が飛散していたのです。

 アスベストは体内に入ると排出されにくく、その繊維は将来「中皮腫」や「肺がん」などの病気を引き起こします。

 アスベストは製造、販売、使用禁止されましたが、過去に使用されたアスベスト製品はまだ身近に残っています。

 建物内に残っているアスベストは、地震、解体などの時に周辺に飛散します。

 知らないうちに私たちはアスベストを吸いこんでいる可能性があるのです。

 アスベストの病気は、吸ってから40年以上も経て発病するといわれています。

 現在病気になってしまった方は、過去にアスベストを吸った方です。そしていまアスベストに曝されるリスクを背負っている私たちは、将来に向けての対策を迫られているのです。

日本列島を震撼させた「アスベストショック」から14年以上経ちました。

しかしその悲劇も時間の経過とともに人々の記憶から薄れようとしています。

決して忘れてはいけない事実を「アスベストショック」」から紹介します。 

表 紙

パートⅠ(「Xデー」の始まり)

パートⅡ(新たなXデーに向けて)

​クボタショックから14年

​中皮腫、肺がん、他の石綿疾患の方々が明日に向かって頑張っています。​今回は「セカンドオピニオンと混合診療」

new!

​胸膜中皮腫を小脇に抱えて
​  更新中です!(^^)!

​それぞれのアスベスト禍

March 04, 2020

大阪市保険医協会新聞インタビュー(古川)

 

水嶋先生のご紹介で、大阪市保険医協会の新聞からインタビューを受けさせていただきました。

夫の発病から今日までの経緯をお話ししました。

​病魔との闘いが始まってから20年の歳月を振り返ることが出来ました。

March 21, 2020

共に悲しみを癒やす

毎日新聞記事を紹介します。

聖路加国際大学の長松康子准教授は長年、患者や遺族のケアに取り組んでこられました。

昨年11月に大阪市内で開催されたときの記事です。

このときは、「親御さまを亡くされた方」を対象に行いました。

Please reload

mail

「公害Gメン」田尻宗昭さん
講演「くらしと環境」(1989年)CD​を差し上げます。​
​ご希望の方はmailでお願いします。
素晴らしい講演なので多くの方に聴いていただきたいです。​田尻宗昭さんをモデルにした
アンビリバボー」が放送されました。
田尻宗昭CD.JPG

ノーベル平和賞受賞

サーロー節子さん演説
   (東京新聞より)
​アスベスト関連の記事はこちらを!!

 ジャーナリスト 井部正之氏

東京労働安全衛生センターの作業環境測定と石綿分析のホームページをリニューアルしました。従来のHPとは別です。
http://www.metoshc.org/index.html
      お知らせ
 当初このホームページは複数の仲間が協力して始めました。その後大事な仲間との別離という哀しい経験もしました。また諸事情で更新が途絶えたりもしました。
 しかしこの度新たな仲間も加わり、広い視野でアスベスト問題を伝えることになりました。
 すこしづつですが、中身を充実させていきますので今後とも暖かく見守ってくださいm(__)m
 なお、サイトの名称を以下に変更いたしました。
  「アスベスト被害を伝えるネットワーク」
        管理人代表 古川和子
  • Facebook Social Icon
  • Twitter Social Icon
  • Google+ Social Icon
bottom of page