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息ができます!

  • 執筆者の写真: 古川和子
    古川和子
  • 2018年12月9日
  • 読了時間: 2分

悲痛な心の叫びを訴えていたNさんが、元気になりました。

その後、聖路加国際大学の長松先生とコンタクトが取れて、彼女と話をして下さいました。

夫だけでなく、ご自身が処方されている薬への不安もあって心が迷子になっていたようです。

「その薬なら大丈夫です」との長松先生の言葉に大きな安心感を持ったそうです。

もちろん、ご主人の手術や治療のこともたくさんアドバイスしてくださいました。

助かった!…と私はホッとしました。

だって私にはそのようなアドバイスはできません。

気持ちを傾聴することはできますが、医療行為は語れません。

やはりこのような連携が大事なのだと、改めて長松先生に感謝しました。

その後、Nさんに朗報が入りました。

「夫がICから個室に移動しました!」

水槽の中で酸素が吸えなくてアップアップしていた金魚が、大量の新鮮な水を得たのです。

「いままで夫に頼って生活してきました。今後は自分が支えなければいけないと思うと苦しくなって」というNさんに

「頼もしいご主人ですね。今後もきっと、奥様と息子さんのために一生懸命生きてくださいますよ。あなたが『支えよう』と思わなくても傍に寄りそっているだけで、お互いに支え合えるのです」

と生意気なこと言ってしましました。

人は誰でも、存在するだけで価値があるのです。

樋野興夫先生は「癌は個性」といわれます。

癌だけでなく、全ての病気は個性と思います。

その個性が共存できる社会をつくらなければいけない、と思うのです。


 
 
 

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