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偉大な先駆者の死

  • 執筆者の写真: 古川和子
    古川和子
  • 2018年11月8日
  • 読了時間: 1分

半世紀にわたり水俣病患者の支援活動をしてこられた日吉フミコ先生が11月7日に逝去されました。

103歳の天寿を全うされました。

日本で最初の公害活動として知られる水俣病の救済活動は、その後の多くの公害運動にも寄与してきました。

「クボタショック」によって引き起こされたアスベスト被害救済活動も決して例外ではありません。

当時のクボタ社長幡掛大輔氏が「悲惨な公害の歴史を繰り返してはいけない」として自社独自の「被害者救済」に向けて進んだのも、きっと水俣病に学んだからだと思います。

遡ること数日前、熊本の友人より日吉フミ先生の様子をうかがうことが出来ました。

先に逝っていた娘婿の名前を呼び「花束を抱えて迎えに来てくれた」と、周囲に語ったそうです。

愛する家族との残された時間を、心おきなく語り合い、ふれあい、そして先に旅立っていた人々のもとに逝かれたのでしょう。

水俣病患者のために限りない情熱をそそぎ、天寿を全うするさいには家族に限りない愛をそそいで逝かれました。

心よりご冥福をお祈りいたします


 
 
 

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