夏みかんさんの存在は
- 古川和子
- 2018年2月13日
- 読了時間: 2分
私にとって「夏みかん」さんこと河村三枝さんは特別な存在です。
出会って何年たったのか?
すぐには浮かんでこないけど、いつも私の心のどこかに住んでいます。
山口県宇部市で初めて出会った時「アスベストばく露の原因がわかりません」と彼女はいいました。
瞬間に「任せて!」と私は言いました。
その言葉を信じてくれ、彼女は生い立ちから近況まで話してくれました。
その話の中から、消去法で探していくと「看護師時代の手術用手袋の再生作業」でタルクを使用していたことが判明しました。
その後、日本で初めての「看護師タルクばく露」で労災認定されました。
河村さんの物凄いところはそこからです。
堂々と顔をだして大勢のマスコミを前にして記者会見を行いました。
大変な勇気がいっただろうに。
ひとりで毅然として、記者の質問に応じていました。
そのおかげで、ほどなく東大阪市でもうひとりの看護師さんが労災認定になりました。
昨日「それぞれのアスベスト禍」に掲載した方は美容師のタルクばく露です。
その後労災認定になったと報告を受けました。
河村さんと出会っていたから、この方の聞き取りに成功したのです。
でも残念ながら、マスコミ報道まではいたっていません。
いつの日か「美容師のタルクばく露で中皮腫」とマスコミ発表ができればいいのに…と願っています。
そうすれば、他の職場(美容師、理容師)の方への周知にもつながるのですが。
河村さんはいま抗がん剤に挑戦しています。
頑張れ!
そしていつまでも一緒に、歩きましょう !(^^)!
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