病気に勝つということは
- 古川和子
- 2017年9月19日
- 読了時間: 2分
ある人が言いました。
「中皮腫になって、何年生きることが出来たから、病気に勝ったということではない。
本人と家族が心を合わせて病気に立ち向かったら、病気に勝ったことになる」と。
早朝から、山口県宇部市の「山口宇部医療センター」に行ってきました。
入院中の患者さんに会って、聞き取りをするためです。
この方は胸膜中皮腫の手術を受けるために、遠方から来られています。
今は術後のリハビリに励んでいます。
片肺全摘手術という大手術を受け、その後のリハビリも決して安易な道のりではありません。
時として心が折れそうになったこともあるでしょう。
その都度、同じく我が家を離れて宇部市に滞在している妻の励ましや
暖かい愛情と思いやりに触れ、心を奮い立たせてきたことでしょう。
今日もまた、そうでした。
夫の傍らで、心配そうに付き添い、見守る妻のまなざしがありました。
愛にあふれた言葉がありました。
あなた一人ではない…妻の笑みがそう語りかけていました。
この病院では、必要な時はナースセンターにお願いして面談室を借ります。
個人情報いっぱいの会話の時、あるいは数人で歓談する時、とても助かります。
今日も数人の方とお会いして、私は帰路につきました。
「お家に帰ったら、会いに行きます」
「え!、本当に?」
そういいながら私も自分に「ハッパ」かけていました。
そうです、健康でなければ会いに行けませんから ( ^^) _U~~
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