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「浜風の家」が危機

  • 執筆者の写真: 古川和子
    古川和子
  • 2017年9月8日
  • 読了時間: 2分

以下は「yahoo」ニュースからの引用です。

9/7(木) 7:30配信 神戸新聞

来年1月17日を最後に閉館することが決まった「浜風の家」=芦屋市浜風町

 阪神・淡路大震災の遺児のケアハウスとして設立された「浜風の家」(兵庫県芦屋市浜風町)について、運営法人が6日、2018年1月17日に閉館すると発表した。敷地を所有する兵庫県企業庁から土地の返還を求められる中で、事業継続を探っていたが、県の同意が得られず、運営を断念した。震災後、皇太子さまも訪れた被災児たちの施設は、震災から23年となる節目の日に姿を消す。(前川茂之)  浜風の家は作家の故藤本義一さんらの呼び掛けで、全国から寄付を募って1999年に設立。運営は社会福祉法人「のぞみ会」が担当し、震災遺児の心のケアを担った。ピーク時は年間1万2451人が利用し、2000年には皇太子さまが視察。しかし、06年度は利用者が6192人にまで落ち込み、ここ10年ほどは施設に顔を出す遺児の姿も見られなくなっていた。  現在は、英会話や体操教室などを開く地域の児童館として、年間延べ約8千人の子どもらが通っている。  施設の土地は04年4月以降、「震災遺児が成人するまで」との約束で、県からは法人に無償貸与されてきたが、期限が切れた15年以降は「当初の役割はすでに終えた」として、県側が建物の撤去と土地の明け渡しを求めていた。  これに対し、法人側は土地の買い取りや保育施設への転換なども模索してきたが、県や芦屋市の同意を得られなかったといい、「断腸の思いだが閉館せざるを得ない」と事業終了を決めた。  今後は、ハロウィーンやクリスマスイベントなどを開いた後、来年1月には最後の震災メモリアルイベントも計画。建物は来年3月末の明け渡しまでに解体するが、移転先を求めて現在、複数の事業者と交渉中という。  法人理事長で藤本さんの妻統紀子(ときこ)さん(82)は「なんとか存続させようとしてきたが、理解を得られず残念。子どもたちが自然に囲まれて過ごせる最高の環境だった。被災児の心のケアなど、施設が続けてきた事業は何らかの形で今後も継承していきたい」としている。


 
 
 

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