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腹膜播種

  • 執筆者の写真: 古川和子
    古川和子
  • 2017年9月4日
  • 読了時間: 2分

 かねてより、山口宇部医療センターの岡部和倫先生から「腹膜播種で著名な米山先生」のお名前を聞いていました。

 その米山先生が草津総合病院で講演されると聞きさっそく拝聴しました。

「第五回 腹膜偽粘液腫患者支援の会」主催の講演会で、「腹膜播種に関する最近の話題」と題して米村豊先生が講演をされました。

 そもそも草津総合病院を訪問するきっかけになったのは、腹膜中皮腫のA子さんが入院しているからお見舞いに行ったのですが、偶然に米山先生の講演会を知ったという次第です。

 米山豊先生は大阪府岸和田市にある「岸和田徳洲会病院」において、2007年に腹膜播種センターを設立されました。http://210.224.104.149/link/html/sinryouka/sinryouka22.html

 腹膜中皮腫の患者さんがこちらの病院で治療を受けていることは聞いていましたが、岡部先生から教示されるまではあまり関心が無かった(…といえば大変に申し訳ないことですが)のは正直な感想です。というのは、中皮腫は胸膜に発症する方が圧倒的に多いので、おのずと関心は胸膜中皮腫の治療法などに向いておりました。

 米山先生の講演は「圧巻」でした。私にとっては新たな世界を見てしまったような気持ちです。いままでの私は未熟な認識で「腹膜中皮腫の方のための治療法が腹膜播種だ」と思っていましたがとんでもないことでした。

 腹膜播種は、中皮腫だけでなく胃がん、大腸がん、卵巣がんなど、多様な疾患に起こりうる症状だとわかりました。

 米山先生の講演では、温熱療法の有効性が語られました。手術後に温熱療法をすれば年間5000人の命が救われるといわています。

 日進月歩…確かに医療は進んでいます。中皮腫の患者さんも「治癒」できる日がくることを信じています。


 
 
 

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